歯がボロボロ・がくがくの方でもできるインプラント治療とは

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福岡県北九州市八幡東区春の町4丁目1-5

骨が少なくてもできるインプラント治療とは

インプラント治療には、人工の歯根を支えるための十分な骨の量が必要です。しかし、歯を失った部分の骨は、時間の経過とともに量が減ってしまうことがあります。
たとえ骨が少なくなっていても、骨を増やすための治療を行うことで、インプラント治療が可能になります。

骨が少なくてもできるインプラント治療とは

骨が少ない場合

ソケットリフト

インプラントを埋め込むためには、十分な顎の骨が必要です。骨の量が不足している場合、そのままでは手術を行うことができません。そのため、骨の状態は、インプラント手術前の精密検査で確認します。
もし骨が足りないと診断された場合には、必要な厚みや高さを補うために「骨造成」と呼ばれる処置を行い、インプラントを安定して埋入できる環境を整える方法があります。

骨造成とは

骨造成とは、顎の骨の量を補うために行う治療です。骨造成を行うことで、顎の骨に十分な厚みや高さがないためにインプラントを諦めていた方でも、治療を受けられる可能性が広がります。
当院では、「ソケットリフト」と「GBR(骨再生誘導法)」といった治療法を採用しています。

当院の骨造成

ソケットリフト

ソケットリフトは、上顎の奥歯の骨の量が足りない場合に行われる、骨を増やすための治療法です。
上顎の奥歯の上には「上顎洞」という空洞があり、インプラントを埋めるのに必要な骨の高さが足りない場合があります。ソケットリフトは、この空洞を覆っている粘膜(シュナイダー膜)を少し持ち上げてスペースを作り、そこに骨を補う材料を入れることで、インプラントを安全に埋入できるだけの骨の量を確保します。

ソケットリフト
治療の流れ
STEP.01

インプラントを埋める部分に特殊なドリルで穴を開け、粘膜を傷つけないように持ち上げます。

STEP.02

持ち上げた部分に骨を増やすための材料を入れます。

STEP.03

十分な骨の量が確保できたら、インプラントを埋入します。

STEP.04

骨が再生し、インプラントが安定するまで(通常は4〜5ヶ月程度)待った後、人工歯を装着して治療が完了します。

※この治療法は、骨の高さが5mm以上ある場合に適用されます。それ以下の場合や、多くの歯を失っている場合は「サイナスリフト」という別の方法が選択されます。

サイナスリフト(ラテラルアプローチ)

上顎には「上顎洞」という空洞があり、インプラントを埋めるのに十分な骨の厚みがない方がいらっしゃいます。サイナスリフトは、特に広範囲にわたって骨が足りない上顎に対して行う骨造成手術です。上顎洞の側面から骨を補う材料を入れ、骨の高さを確保します。これにより、しっかりとインプラントを支えられるようになります。

GBR(骨再生誘導法)

GBR(Guided Bone Regeneration)は、インプラントを埋めるのに必要な骨の量が足りない場合に行う、骨を再生させる治療法です。
骨が足りない部分に骨を増やすための材料(骨補填材)を置き、その上から人工の膜(メンブレン)で覆います。これにより、歯肉などの柔らかい組織が入り込むのを防ぎ、骨がしっかりと再生するためのスペースを確保します。
この処置により、インプラントを安全に埋入できるだけの丈夫な骨を作ることができます。

治療の流れ
STEP.01

患者様ご自身の骨を使う場合、あごの骨の一部から少量だけ採取します。

STEP.02

歯茎を開いて、インプラントを埋め込みます。この時点では骨が足りないため、インプラントの一部が露出した状態になります。

STEP.03

骨が足りない部分に、採取したご自身の骨や骨補填材を入れます。その上を「メンブレン」という膜で覆い、骨が再生するスペースを確保します。

STEP.04

メンブレンをしっかりと固定し、歯茎を縫い合わせます。骨が再生するまで、半年から10ヶ月ほど待ちます。

STEP.05

骨が十分に再生し、インプラントが安定したら、最後に人工歯を装着して治療が完了します。

※骨造成の量が多い場合には、後から取り出すタイプのメンブレンを使用することもあります。

オールオン4(All-on-4)・プロアーチ

オールオン4(All-on-4)は、少ない本数のインプラントで多くの人工歯を支えることができる治療法です。片顎に4本のインプラントを埋入し、その上に第一大臼歯までカバーする約12本分の固定式の人工歯を装着します。
歯がほとんど失われている方や、残存歯を抜歯する必要がある方など、総義歯を検討する状況の患者様に適した方法で、すべての歯をインプラントで再建することが可能です。

オールオン4