インプラント治療を受ける前に
治療前に知っていただきたいこと
診察やカウンセリングを受ける際には、まず現在の健康状態や服薬中のお薬についてお知らせください。お薬手帳をご提示いただけると、より正確に確認できます。全身疾患をお持ちの場合、治療に影響する可能性がありますので、必ずすべてお伝えください。
持病をお持ちの方へ
インプラント治療は外科手術を伴いますので、糖尿病や骨粗鬆症、高血圧、心臓疾患などの持病がある方、また現在治療中の怪我や病気がある方は、必ず歯科医師までお知らせください。現在お薬を服用されている方は、薬によっては手術前に控える必要のあるものもありますので、事前に歯科医師まで服用状況をお知らせください。
手術前日の注意点
インプラント手術は、万全の体調で受けていただくことが大切です。安全に手術を行うため、前日には以下の点にご注意ください。
体調を整える
身体が疲れていたり、寝不足だったりすると、手術への影響が懸念されます。前日は無理をせず、十分な睡眠と休息をとって、リラックスした状態でお越しください。
タバコやお酒を控える
口内を清潔に保つため、できれば1週間前から禁煙してください。また、過度な飲酒は免疫力を低下させる可能性があるため、1週間前から控えていただき、手術前日は飲酒しないようにお願いします。
手術当日について
インプラント手術は、万全の体調で受けていただくことが大切です。安全に手術を行うため、前日には以下の点にご注意ください。



食事は早めに、しっかり食べる
空腹状態だと血糖値が下がり、気分が悪くなることがあります。手術前には、食事をしっかり摂ってからお越しください。ただし、鎮静法(麻酔)を使用する場合は、手術の4時間前までに食事を済ませておく必要があります。
車やバイクでの来院は避ける
公共交通機関やタクシーをご利用ください。特に鎮静法で手術を受ける場合は、車の運転はNGです。
歯磨きをしておく
手術前には、必ず歯磨きを済ませてお越しください。ただし、歯茎を傷つけないよう優しく磨くことを心がけましょう。
インプラント治療の流れ
STEP.01 カウンセリング
まずは患者様のご要望を伺い、インプラント治療の概要や必要な検査、注意点などを詳しくご説明します。ご不明点や不安なことがあれば、何なりとご相談ください。
STEP.02 検査・治療計画
インプラントは、顎の骨の中に人工歯根を埋め込む外科的な処置です。そのため、事前に歯科用CTなどで骨の量や厚み、血管の位置などを詳しく検査し、安全で最適な治療計画を立てます。
STEP.03 一次手術(インプラント埋入)
一次手術として、インプラント体を顎の骨に埋め込む手術を行います。その後、傷口の治癒を確認します。
STEP.04 抜糸・仮歯の調整
手術から1〜2週間後に抜糸を行います。歯茎の状態が安定していれば、インプラントの上に仮歯を装着し、日常生活に支障がないように調整します。
STEP.05 二次手術(アバットメント装着)
インプラント体が骨としっかりと結合するまで、約3ヶ月間待ちます。レントゲンで骨との結合が確認できたら、インプラント体と人工歯をつなぐアバットメントという部品を装着します。その後、最終的な人工歯を作るための型取りを行います。
STEP.06 人工歯(上部構造)の装着とメンテナンス
人工歯(上部構造)を装着して治療が完了します。
しかしこれで終わりではありません。インプラントを長持ちさせるためには、インプラント周囲炎という炎症を防ぐための定期的なメンテナンスが非常に重要です。当院では、インプラントを長く快適に使っていただけるよう、アフターフォローにも力を入れています。
手術後の注意点
インプラント治療後、安心して過ごしていただくために、以下の点にご注意ください。
腫れや痛みについて
術後の腫れや痛みは、通常1週間ほどで落ち着いていきます。もし1週間以上経っても出血や痛み、腫れが続く場合は、すぐにご連絡ください。
患部に触れないよう注意
手術後は、患部をむやみに触ったり、うがいや歯磨きを強くしたりしないように気をつけてください。患部が治癒するまでの約2週間は、優しく扱うようにしましょう。
食事や入浴の注意
食事
治療後しばらくは、硬いものや辛いものなどの刺激物は避け、できるだけ患部を使わずに噛むようにしましょう。
入浴
当日は血行が良くなるのを防ぐため、湯船に浸からず、シャワーだけで済ませるようにしてください。
定期検診の重要性
インプラントを長持ちさせるためには、治療後の定期検診が非常に大切です。セルフケアの状態や、インプラント、お口全体の健康状態をチェックし、インプラント周囲炎などのトラブルを未然に防ぎましょう。